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化粧水でもちもちの手をつくりあげた

自分の皮膚から癒しを得る

こんばんは、龍山香名です。

数年前、おしゃれ意識が高まっていた私は、顔を保湿するために化粧水を買いました。前から乳液は使っていましたが、顔に水分を入れると顔がよりうるおうそうです。そして、効果がよくわからないまま惰性で今年の春くらいまで顔に使っていました。

そもそも顔に水分を入れるとはどういうことなのでしょうか。顔、というか皮膚から水が入るとするならば湯船に浸かってしばらく経てば全身ぶくぶくになりそうですが。手のひらと足裏だけはしばらく水に浸けているとふやけてくるので、吸ってそうな気はします。

検索してみたところ、一応全身に水は入ってくるそうです。ただ、手と足だけは水を含むことのできる層(化粧水のパッケージの注意書きによく出てくる「角質層」のこと)が分厚いから、たくさん水を含むことができて、それでしわしわになるそうです。

なぜお風呂に入ると手や足がふやけてしまうのか?浸透圧との関係は? | 身近な科学・学びを遊びに
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どれくらい浸かれば全身ふやけるのかはよくわかりませんが、とりあえず、顔の皮膚に水分を入れることが不可能ではないらしいことはわかりました。そういえばこの前読んだ本に水銀は皮膚から吸収されるということが書いてありましたし、意外と皮膚からいろいろ入れられそうですね。思えば塗り薬はまさに皮膚から何かしらの成分を入れるために特化したものです。

では、満足するくらい水分を皮膚に入れるためには一体どれくらいの時間をかけて化粧水をつけ続けたらいいのでしょうか。いずれは水が入ってうるおうのでしょうけど、かなりの手間に感じます。この手間をスキップさせてくれるのがたぶん顔パックなるものだと思うのですが、あれはあれで鼻をかみたくなったときにどうにもならなくなってしまい不便でした。しかもパッケージに書かれてある通りに使ったのに効果がよくわかりませんでした。

これはもう私の顔の皮膚と性格が化粧水と合っていないにちがいありません。おそらく化粧水がなくても大丈夫な程度には私の皮膚は乾燥していないのでしょう。というわけで、顔につけるのをやめました。

ここで問題が起きました。安くて量の多い化粧水を買っていたので、大量に余りました。顔につけないと宣言したので、顔以外のどこかに使う必要があります。排水溝に捨ててしまってもいいのですが、もったいない精神が発動してしまい、捨てられません。

そこで思い立ちました。手に塗ろうと。手を洗った後に、ハンドクリームの代わりに化粧水を塗るのです。これならそのうち確実に使いきりますし、化粧水を床にこぼすこともおそらくなくなります。

さっそく塗ってみました。ハンドクリームほどべたべたはしませんが、水が手に大量について、手を洗ったときの水道水が残っているのか化粧水がついているのかよくわからない感じになりました。気にならなくなるくらいまでこすり続けます。ちょっと足りない気がしてきたら化粧水を追加します。

ハンドクリームを塗ったときよりずっと時間はかかりましたが、明らかに手が今まで体験したことのない感触になりました。率直にいうともちもちになりました。ハンドクリームを塗ると単純に表面に膜が張られたような感覚になるのですが、化粧水は表面に膜が張られるとともに内側にも何か詰まっているような感じになりました。これが赤ちゃん肌ってやつか〜、という感じでした。赤ちゃん肌ってろくに触ったことがないのであくまで想像上の感触なんですけど。ちょっと感動すらしました。ひとの皮膚とは化粧水をたっぷり塗りつければこんなにも感触が変わるのだということがわかりました。

今まで私は顔に対して十分な量の化粧水を塗りこんでいなかったということがわかりました。手間と時間をかければ、きっと毎日こんなもちもちの顔の皮膚を手に入れることができるのでしょう。

ということでそれから私は毎日しっかりと顔に化粧水をつけるように……そんなことはありません。いくら何かをすることにメリットがあっても、めんどくさくて、やらなくてもそこまでデメリットがないのであれば、わざわざやらないものです。

でも、赤ちゃん肌がほしくなったときはじっくり化粧水を塗りたくればいいということがわかったので、自分の皮膚の感触に癒しを求めるときがあればまた使おうと思います。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。今日も一日、おつかれさまでした。

Written by Tatsuyama, Kana
Copyright LagonGlaner and Author

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