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シャンパンより養命酒をポンしたい

コンカフェのキャストはよく、たくさんのシャンパンボトルと共に自撮りし、「今日もポンありがとう〜(ハート)」と呟いている。かわいい女の子を眺めるのが生きがいのオタクたる肘は、コンカフェキャストのツイッターをたくさんフォローしているので、一日に何度か「ポンありがとう」ツイートを見かける。

「コンカフェってなーに?」という方へ。
コンカフェとは、コンセプトカフェの略称。メイドや魔法使い等それぞれにコンセプトを標榜し、キャストさんは世界観を体現しながら働いている……と言いたいけれど、コンセプトが形骸化しているケースもある。その話はまたの機会に。このページでは「かわいいキャストさんを"推す"ために、シャンパンを開ける文化のあるお店もあるんだな〜」くらいライトにご認識いただければ大丈夫。

「ポンありがとう」ツイートを見る度思う。「シャンパンより、養命酒をポンしたい」と。

30歳を目前に控える立派なアラサーたる肘。30年弱の人生で、身体にガタがきている。日々肘を悩ませるもの。肩こり!腰痛!手足の冷え!疲れやすい!中途覚醒!寝起きの悪さ!腰痛!腰痛!腰痛!(血涙大洪水)

5分毎のアラームを4〜5個かけた上でさらにスヌーズ機能も駆使して「働きたくない……この世の全てが憎い……!」と憎悪と共に起きる。これが平日毎日続くくらい、寝起きが悪い。

「養命酒を飲んだら、朝スッキリ起きられるようになりました!」とのクチコミを見て、養命酒購入を検討し始めた。

「でもおいしくはなさそうだなあ……続けられるかなあ……」と迷っていたら、フォロワー様が養命酒をプレゼントしてくださった。なるほど、神はツイッターにいた。かくして肘の養命酒ライフは、2020年冬から始まった。

2ヶ月ほど飲み続けた今、寝起きはまだまだ悪いけれど、手足の冷えは大分改善された。養命酒は神の薬。養命酒しか勝たん。

今でこそ養命酒へのリスペクト値がカンストしている肘だが、すこやか養命酒ライフをスタートする前は「なんとなく不安……おいしくなさそう……もっと大人になってから飲むものでは……?」と、購入を迷っていたのは事実。

もし、コンカフェでシャンパンを開けるように、養命酒をポンできるなら。(養命酒を開けても「ポンッ」という音は鳴らないだろうけど)非日常的空間で、キャストさんや他のお客様に見守られて、勢いそのままに養命酒をポンできるなら。推しが養命酒の封を開けてくれるなら。きっと、不安や迷いなく、養命酒デビューできる気がする。

肘は見たい。養命酒を笑顔でポンする推しを。
肘は見たい。養命酒を一緒にクイッと飲んでくれる推しを。
肘は見たい。養命酒のボトルと共に「ポンありがとう」ツイートする推しを。

シャンパン、テキーラショット、クライナー。お酒がメインのお店でよく目にするものたち。そのラインナップに養命酒も加わったなら。心身ともに健やかなオタクが、キャストさんが、お店が、社会が生まれる。そう信じたいのだ、いや、もう信じているのだ。

20代前半はコンカフェでシャンパンを開けられるオタクの経済力に憧れた。20代後半の今、経済力はもちろんだが、シャンパンやショットを飲みこなせる身体の強さをすごいと思う。

肘は、シャンパンより、養命酒をポンしたい。

Written by hiji
Copyright LagonGlaner and Author

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